人間なんだから、誰だってやる気が出ない日や、調子が乗らない日ってあると思います。
そんな時にやってしまうとどんどん泥沼にハマるのが、その気分が乗らない原因を深く探っていくということかもしれません。
それの何がいけないの?と思う方もいるかもしれませんね。
別にいけないことはないのですが、そういうちょっとした調子の悪さややる気のなさって、そんなに深い原因はないことがほとんどです。逆にはっきりとした原因があることで落ち込んでいるなら、考えなくてもそれが原因だということはすでに知っていると思います。
だから、考えなきゃいけないという時点で、すでにその原因は特定できるような何かではなく、単に疲れたとか、女性だったらホルモンの関係とか、昨日夜更かししすぎたとか飲みすぎたとか、そんなことなんです。
だから、逆にそのことを気にしすぎて、あれが原因かな?、これが原因かな?なんてやりだすと、意識はそういうネガティブなもの探しを始めることになりますから、気分がよくなるどころか、どんどん気分が落ち込んでいったり、関係ないのに「これが原因かもしれない」なんて過去のあることないことを見つけていったりします。
だからいきなり現れた原因不明のやる気のなさに対応する一番いい方法は
人間なんだからやる気がない日くらいあるよね
と考えて、流してしまうことです。
とはいっても、仕事だってあるかもしれないし、やらなきゃいけないことの締め切りだってあるかもしれません。
そういう時は、やる気がないままやってください。
別に、やる気を出して仕事をしなければいけない、なんて決まりはありません。
だるいー、かったるいー、って思いながらでいいですから、最低限のやらなきゃいけないことはその状態でいいので乗り切りましょう。
いや、そんな乗り切り方は嫌だ、やっぱりちょっとでも気分を直したい、という方は、自分が気分を直せるものをあらかじめ用意しておいて、それを片っ端から実行して気分を直してください。
これは、やる気がなくなってから考えても絶対に思いつかないので、できれば元気でやる気がある時に、「自分の気分を整えるアクションってなんだろう?」と考えて、あらかじめ準備しておくのをお勧めします。
これは人によって全然違うので、ネットで検索するとかではなくて、自分の心と向き合ってしっかり聞いてあげてください。
そう言われてもピンと来ない方のために、例えば私のリストをお見せしましょう。
私の気分を直すものリスト
まだまだあるかもしれないけれど、今パッと思いつくのはこのくらいでしょうか?
大事なのは、こういうアクションを使って気分を直せる、という設定にしておくこと。半信半疑にやるのではなくて、これらが私の気分を直すんだ、ということを信じた状態でやってください。そうすれば、必ず効きます。
例えるなら、頭が痛いから、バファリン飲もう!というような感じです。
バファリン飲めば、必ず何分後かに頭痛が治るのを知っているから、みんな飲むわけです。そこで、本当に効くのかな?なんて思いながら飲みませんよね。
何はともあれ
の4点をしっかり理解していれば、やる気がないことなんて、どうってことありません。
今までやる気がなくなると分析しすぎて泥沼にはまり込んでいたな、という人は、ぜひこのポイントを押さえてみてくださいね。
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