クライアントさんから、先日こんなフィードバックをいただきました。(掲載は了承済みです)
挑戦、ということばが好きではありませんでした。
ヒトとして、少なくともビジネスパーソンとしては、
挑戦しなくてはダメだよね、だから挑戦のための挑戦を
無理にでもしなくちゃね、と思っていました。でも、自分がやりたいことを本当にやりたいとしたら、
そこに塞がるものは工夫や努力でなんとかしようとする。これが、挑戦なんだなと思うとしっくりきましたし、
とあるクライアントさんより
自分が本当にやりたいことのための挑戦は、
パワーが湧くものなんだと分かりました。
これを読んだとき、感動したのと同時に私の脳裏に蘇ってきたのは会社員時代の私。
ライフコーチになる前の私は、まさにこのクライアントさんが書いていただいた前半部分の気持ちを、毎日感じていた。
会社の仕事なんてクソつまんないと思っていたし、上から勝手に設定される目標は、一体どうやって達成したらいいのかもわからなかった、というか、それを真面目に考えてみるエネルギーさえ残っていなかった、というのが正直なところだったかもしれない。
そんな中で挑戦なんてできるはずもない。
だから、ここに定年までい続けるなんて、地獄だな、と感じていた。
そういう時の挑戦って、苦行です。
で、当たり前のことですが、楽しくないことばかりで毎日を埋め尽くしているのなら、心も体も疲れてしまいます。
そういうときに出てくるのがお決まりの
「でも私にはやりたいことってないし、スキルもないし」
という一言。
まあそれでもいいけれど、少なくとも自分を疲弊させるものばかりで埋め尽くす日常は、変えていくことが必要ではないでしょうか?
なぜなら、疲弊すればするほど、さらに自分の好きなものなんてなんだかわからなくなるし、やりたいことに踏み出すエネルギーや勇気が出ないから。
だからまず「やりたいことなんてない」という人は、やりたいことを探すよりも前に、日常の嫌だと思っていることをやめたり、離れたり、シャットダウンするってことが必要になります。
そこでの疲弊感が少しおさまれば、好きなものに目を向ける余裕やエネルギーが出てくるからです。
そしてこれ、できれば自分で決めて実行できるうちに、ぜひやって欲しいんです。
これ、決められないからとずるずるそのままの日常を続けると、何が起こるかわかりますか?
もう天の采配としか思えない、病気とか裏切りなどの、厄災や事件が降ってきます。
これ、脅かしているわけでもなんでもなくて、私自身も過去に体験したことだし、毎日コーチングをしながらクライアントさんを見ていても、遅かれ早かれそうなります。
それはなぜかというと、運命が間違った方向に行く自分を必死のタックルで止めてくるから、とでも言っておきましょうか。
だから運命に強制シャットダウンをかけられる前に、自分で決めて離れてください。
運命の強制シャットダウンは非常に強力で、必ず方向転換や成長につながるんですが、ただちょっと精神的にキツいので、立ち直るのに多少の時間を要します。
そしてもし、「やりたいことが実はわかっている」というのなら、実際にそれをやってみるとか、試してみる行動にぜひ出て欲しいと思います。
今までやりたくない挑戦ばかりしてきたなら、やりたいことへの挑戦も辛いと思っている可能性があります。
ところがね、違うんです。
上のクライアントさんが言うように、やりたい分野での挑戦は、やるとパワーがもらえることなんですよ。
この事実、知ってましたか?
私は会社を辞める前は、正直本当の意味では知らなかったんじゃないかなあ、と思います。
だからみんな(過去の私も含めて)
と、新しい分野でのマイナスの面ばかり集め始めるけれど、それって本当にそうなんでしょうか?
そっちの可能性も見てあげて欲しいと思います。
そして、本当に好きなことや情熱があることに時間やエネルギーを使うことの楽しさ、素晴らしさを、ぜひ皆さんにも知っていただきたいと思います。
これを実感した人の人生は、何があっても決して崩れることはありません。
だって「好きなことさえやっていれば、うまくいく」ってことですから。
土台が安定してますから、多少の環境の変化やお金のことでは、びくともしなくなります。
それよりも、次は何しようかな?とインスピレーションやアイディアを形にしようと動くから、お金や人やサポートは自ずとついてくるんです。
人それぞれ、今どの場所にいるかは違いますから、ぜひピンと来たなら実際にセッションを受けに来ていただければ嬉しいです。
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