当たり前なことですが、問題の原因を間違って特定してしまうと、自分が信じた方法をどれだけ実行しても問題は解決しません。
例えば、自己探求の一環としてジャーナリングをすることに決めたとします。
ジャーナリングそのものには悪影響はありませんが、もしも問題の原因が「人とのコミュニケーション不足」だった場合、ジャーナリングを頑張ったところで問題は解決しません。
多くの方々は、「そんなの当たり前じゃん」と思われるかもしれませんが、私がコーチングを行っていると、ほとんどの方が問題の原因を間違って特定していたことに気づき、驚かれることが多いです。
まぁ、これも当然のことですね。
問題の正しい特定ができ、適切な対策を自分で実行できるなら、問題は既に解決されているはずだからです。
つまり、自分が考えたり頑張ったりしている割には、問題が解決しないという実感があるなら、自分の思考や取り組みが見当違いである可能性があるということです。
しかし、がっかりする必要はありません。
ただ単に、問題の正しい原因を見つければいいだけなのですから。
そのためには、まず「自分自身を俯瞰してみる」ということが非常に重要です。
ただし、人はみな自分自身の視点やフィルターを持っており、普段目にする範囲以外のことには見落としがちです。
多くの問題は一人で抱えているわけではなく、おそらく何らかの関係者が関わっているでしょう。
よくある間違いとしては、
つまり、相手の意図や目的、思いや感情などをまったく考慮していないということです。
俯瞰して見るということは、自分自身だけでなく、周りの人や環境、過去から未来までの時間軸を含めて見下ろすことです。
これをしっかりと行えれば、問題はスムーズに解決するでしょう。
なぜなら、相手が何故そのような行動をとっているのか、なぜ状況がそうなってしまうのかを理解することで、適切な対策を講じることができるからです。
ただし、コーチングを受けても、俯瞰した事実を受け入れることに抵抗がある場合、結局問題は改善されないこともあります。
そうか!自分に足りなかったのは、正しく俯瞰することだったのかもしれない
そう思われた方は、ぜひセッションでお会いしましょう。
お試しコーチングセッション