自分に合うやり方で何かを進めていくことは、もちろんいいことです。
でも自分に合うやり方と、単に慣れているやり方、ということを混同してしまう方が結構いるなあ、と感じます。
もし今の生き方や生活に変化を起こしたいと思っているのなら、要注意。
なぜなら、慣れているやり方をやっているだけでは、成長や変化は起こらないからです。
もちろんその慣れているやり方で、現在めちゃくちゃ成功していたり、前進している感覚があるなら、それはそのまま使っていきましょう。
だけれど、その慣れているやり方でうまくいっている感じがしないなら、それを続けていたって意味はありません。
でもその時に、「でもこのやり方が自分には合っているので、そのままいきます」という人の多いこと。
いや、それずっとやり続けてきて、うまくいってないのよね?
だとしたら、それは慣れているから「合っている」と思っているだけで、あなたの望みを叶えてくれるやり方ではないんです。
違う言い方をすれば、それはコンフォートゾーンに留まる、ということ。
コンフォートゾーンに留まるのがいけないわけではありません。
ただし、変わりたい、と思っているのなら、今までと違う何かをする必要があります。
そしてそれをやる時というのは、誰だって不安や恐怖に直面することになります。
私だってそうです。
でも、自信がついてから、安心できる何かが手に入ってからやるのではなくて、怖いんだけれど、でもその先にある変化を見たいから、怖いままやるんですよね。
逆にその怖さに直面したくないから、今までのやり方を続ける、ということでもいいんです。
ただし、それをやり続けている限り大きな変化は起こらないよね、ということもしっかり理解した上で、コンフォートゾーンに留まることが大切です。
新しいことを何もやらないのに、「変化が欲しい」なんていうのはちょっと都合が良すぎる考え方だということを知っておきましょう。
さあ、そうだとしたら、あなたはどちらの道を選びますか?
これはまさに映画「マトリックス」で主人公のネオが赤の錠剤か、青の錠剤か、選ぶ場面と似ていますね。
ひとつは現実がガラッと変わり、真実は手に入るけれど、新たなチャレンジがあるかもしれない道
もうひとつは、慣れている現実に戻り、これまでの生活を続ける道
どちらがいい、悪い、ということはありません。
自分の人生をどんな方向に持っていくのかは、全ての人が自分自身で決めることです。
さあ、もう一度お聞きします。
あなたはどちらの道を選びたいですか?
その選択を行うために自分自身のことをもっと深く知る必要がある、と感じた方は、ぜひコーチングセッションでお会いしましょう。