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病気への恐怖をコントロールできるように

【個人コーチングセッション】

病気の告知を受け、何がいけなかったのか、今後どうしたらいいのか、考えても考えても答えがでないことばかりに囚われて、夜も眠れないほど気持ちが落ち込んでいました。そんな時に、コーチングを受けてみない?と声をかけてもらいました。1時間のセッションの後、それまであんなにも不安に押しつぶされて苦しんでいたのが嘘のように、気持ちがとても穏やかなことに驚きました。

今の状況や不安に思っていることを聞いてもらう中で自分の気持ちが整理されたことと、これからの過ごし方のヒントをもらえたおかげだと思います。

「自分の人生だから、この先どう生きるかは自分で決めていい」

コーチングの中で伝えられたその言葉を、闘病生活の中で常に思い出していました。

長く生きられないかもしれないとか、苦しい治療を続けるのは辛いとか、マイナスなことを考えるのはやめて、私はこの治療を終えたら元気に過ごせるし、治療の辛さも乗り越えられると決めることにしたのです。

コーチングを受けたからといって、全く落ち込むことがなくなったわけではありません。でも、自分の気持ちをコントロールする方法を知ることで、不安定にならず、落ち着いて治療に臨むことができたと思います。

今は治療もひと区切りがつき、ゆっくりと日々を過ごしています。

これから先は経過を見ながら過ごして行くことになりますが、病気に振り回されず、心穏やかに生きていきたいと思っています。

栗原みゆき(主婦)