そう思ったときに、それを達成するために一番大切なことは何だと思いますか?
以前書いたこちらの引き寄せの記事にも通じるところがありますが
今回はメカニズムではなく、すでになりたい人物像がある場合、それを叶えていくために実行すべき大切なことをまとめてみたいと思います。
よく耳にするのは、なりたい自分にもうなっていると思って、それを日常でも実践するということです。
それは一体どういうことでしょうか?
例えばお金持ちになりたいと思っている人がいるとします。
でも実際に今お金を持っているわけではないわけではないので、欲しいものを全部買うことはできないし、高級レストランにも行けないし、バンバンお金を使う生活に切り替えることは難しいという状況です。
その場合、一体どうしたらいいのでしょうか?
その場合、こわごわと今まで買うことのなかった高いものを買ってみたり、なんてことをしても意味はありません。
それをやって「怖い、不安」というような、ネガティブな感覚を増長させると、お金持ちになるどころか「お金がなくなるかも」と常に感じることになるので、引き寄せるものは「お金がなくなる」状態です。
だから、お金持ちになりたいからといって、急にお金をバンバン使ってお金持ちらしい格好をしたり、お金持ちが行く場所に行ってみたり、なんてことをしても、大抵の場合は「お金がない現実をかみしめる」ことになるだけなのです。
では本当にやるべきことは?
「在り方」を変えることです。
在り方とは、表面的なことではなくて、もっと根本的な自分の態度や行動です。
今、理想の自分になっていなくても、その理想の態度やマインドで生きることはできます。
もし今もうそれを持っているなら
そういうことです。
自分に自信を持ちたいなら、自信がない今の自分を責めるのではなく、自信を持っている人がするであろう言動にフォーカスし、それを行う。
ビジネスで成功したいなら、成功してない自分を反省するのではなく、成功している意識で仕事をする。
優しい人になりたいなら、優しくない自分にイライラするのではなく、優しい人がやるであろうことをやる。
行動的になりたいなら、行動力のない自分の悪いところを探すのではなく、行動的な自分なら今何をするのか?を考えて実行する。
在り方を変える、というのは、こういうことです。
その意識で生活し始めると、周りもあなたのことを、そんな風に見るようになります。
そして、遅かれ早かれ、あなたの古い意識は、新しい在り方に書き換えられていくのです。
さあ、この「在り方を変える」
どう思いましたか?
それができないのではなく、おそらく何も考えず無意識に自分を責めたり、反省モードに入ったりしているのではありませんか?
それをまずはやめましょう。
反省しなければ、向上しないのでは?
そう思いますか?
じゃあ今までの人生で、反省しまくってきたのに、なんで今もまだ同じところにいるのでしょうか?もう反省するだけでは変化しない、という事実に気づいてもいいのではないですか?
実は、ダメなところを反省するという行為は、「在り方を変える」の全く逆です。
反省とは、過去のやり方を分析して、未来に役立てようとするやり方。
そのやり方は、同じ線路を毎日同じように走り続ける場合には、もしかしたら役に立つこともあるかもしれません。
なぜなら、自分のダメなところや至らない部分にフォーカスするので、おそらくそれと同じようなものを未来にも引き寄せるからです。何度も体験すれば慣れますし、そこを努力でカバーして、どうにかモチベーションを上げたり、何かしらの楽しみを見つけながら生きていく、おそらく今まで多くの方がしてきた生き方です。
でもあなたがもしもうその生き方には飽きたり、うんざりで
反省はあまり意味のないことで、自分がなりたい像を意識し、それにもうなっている意識で生きる、ということが最短の方法になります。
さて、ここまで来て、やるべきことのイメージ、なんとなくわきましたか?
簡潔にまとめてみましたが、実際、視点を変える、という体感をしたことがないと、本当に腑に落ちるまで理解するのは難しいかもしれません。
コーチングセッションではこういった練習も一緒にやって、きちんと体感していただきますから、興味のある方はぜひセッションを受けにきてくださいね。