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婚活の前に知っておいて欲しい、パートナーと幸せになるために、いちばん大切な質問

  • 結婚相手をみつけたい
  • 素敵なパートナーが欲しい
  • ひとりで生きるのではなく、誰かと一緒に生きたい

こんなテーマでコーチングを受けに来られる方、とても多いです。

もちろん、私がどなたかをご紹介できるわけではありませんから、ただ誰かをみつけたい、と思う方は婚活コンサルや出会いの場に行ったらいいと思うのですが、でもちょっと待った!

私がコーチングをしていて感じるのは、パートナーが欲しいのにいい人がいない、という方のほぼ全員が、誰かと一緒に生きたい、と口では言いながら、誰かと一緒に生きることに関して全くいいイメージを持っていない、という衝撃の事実です。

例えば

  • 結婚したら自由がなくなる
  • 私の夢を諦めることになるかもしれない
  • 自分の好きなライフスタイルでは暮らせないかも
  • 相手のやり方に合わせるのは嫌だなあ

そんな風に心の奥底では思いながら、誰かいい人いないかなあ、なんて探して、見つからない〜、なんてやっているわけです。

上の想いというのは、裏を返せば

「一緒にいても私の自由があって、夢を諦めなくてよくて、私のやりたいようにやれて、向こうが私に合わせてくれる人が私の理想」

と言っているのと同じです。

そんな人、この世に存在すると思いますか?

まあいるかもしれないけれど、上のように思っていることで、99%の出会いは、相手の中に自分の理想でない何かを見つけだす作業になっていくでしょう。

つまり、婚活だとか、出会いの場に行くよりも前に、きちんと理解しておかなければならないのは、なんのために自分はパートナーと一緒に生きたいのか?ということです。

パートナーを得る目的は?

自分のやりたいことを、自分のやり方で楽しくやっていきたいだけなら、結婚する必要なんてありません。

その時間を楽しく一緒に過ごせる仲間がいたらいい。

では本当のパートナーシップの目的はなんでしょうか?

パートナーシップの本当の目的は、お互いひとりでいた時には思いもつかなかった新しい第3の道を、ふたりで築いていくことです。

そしてその新しい第3の道というのは、ひとりで考えていた時の道よりも、もっと素晴らしいものだということ。

もし、それを心から信じていたとしたら、自分のライフスタイルを変えること、そんなに嫌ですか?

むしろ、もっと素晴らしい未来を手に入れることができるのに、自分の古いやり方にこだわることは、もったいないと思いませんか?

パートナーと生きる、ということは、A+Bという足し算ではありません。

A X B=AB という掛け算です。

AとBが個々になんとなくお互い妥協しながら一緒にいるのではなく、化学反応が起きて、ABというひとつの形態に変化するということ。

もっとわかりやすくいうなら、カツカレーを想像してください。

豚カツもカレーも、それ単独でも魅力的な食べ物です。

豚カツとして、その道を極めたっていい。カレーはカレーで、カレー界で純粋に勝負をしたっていいわけです。

ところが、それが組み合わさってカツカレーになった途端、もちろんお互いが消えるわけではないけれど、前にはなかったポテンシャルが出てくるのを感じませんか?なんかワクワクするような、新しいエネルギーがそこにはありますよね。

パートナーシップも、そういうこと。

もちろんカツカレーになったカツには、キャベツの千切りはついていないし、ソースもかかっていないかもしれない。

カツカレーになったカレーには、ゴロゴロした野菜などの具はあまり入っていないかもしれない。

だけど、カツカレーになったからこその、魅力に溢れています。

これがいわゆる、第3の道です。

つまり、その第3の道を、素晴らしいと思える人だけが、結婚したり、パートナーを得ることで幸せになれます。

そこに幸せを見出せない人は、本当はひとりで自分の決めた道を進む方が合っているかもしれません。

つまり、自分にまず問いかけるべき質問は

「私は誰かと一緒に、自分ひとりでは考えもつかないような、今の自分の生活とは違う、素晴らしい第3の道を歩いていきたいと思っているか?」

ということ。

その答えがYesなら、パートナーと生きる準備ができている、ということになります。

そして、これは自分だけがそう思っていても成立しませんから、もちろん相手の方にもこの質問を投げかける必要があります。

もうひとつ、大切なこと

そして、実際にこれをきちんと実行するために必要な要素がもうひとつ存在します。

相手を選ぶときに見がちな、年齢・学歴・育った環境・仕事・年収など、それらは本当に一番大切なことでしょうか?

私はこれらが大切ではないとはいいませんが、もっと大切なものがもうひとつあると思っています。

相手に遠慮せずにきちんと自分の言いたいことを言えて、そして自分も相手の話を心から聞きたいと思っているか?

そして相手も自分に対して同じように感じているか?

これに尽きると思います。

言いたいことを言えるだけの人なら、案外いるかもしれません。

だけれど、そこに自分も相手の話を聞いて、ふたりで一緒にお互いにとってベストな道を探っていく、という気持ちがなければ、結局はどちらかが我慢したり、妥協したり、ということになってしまうのです。

つまり、相手の話を何時間でも聞いていたいし、自分の話を何時間していても相手も興味を持って聞いてくれている

これが、相手の年収より、学歴より、よっぽど重要だと思います。

結婚自体は、この上のことを理解していようが、していなかろうが、することができます。

ただパートナーと幸せに生きたい、と思っているのなら、ここまでの話をきちんと理解することが必要です。

なぜそもそもパートナーと生きることに対して、ネガティブなイメージを持ってしまうのか?という原因に関しては、もう本当に人それぞれです。小さい頃に両親を見てそのようなイメージを固めた、ということかもしれないし、周りに結婚して幸せそうな例を見たことがないから、ということかもしれません。

でも周りは周り。

本当に大切なことは、あなたがどんな風に生きたいのか?ということです。

どんな人間関係もまずは自分が何を持っているのかを掘り下げることから始まります。

自分の持っているものを知りたい、という方はぜひコーチングセッションでお会いしましょう。