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価値観はみんな違う、に気づけば人生は充実する

人生は、私たちがどのように世界を眺めるかによって大きく変わってきます。それぞれの価値観が異なるため、同じ出来事でも人々の感じ方や反応は様々です。実はこの価値観の多様性を受け入れることで、より充実した人生を送ることができるようになる、というお話を今日はしたいと思います。

逆にそこを理解できないと、いつまでも他人の反応に苦悩することになりますので、ぜひじっくりと最後まで読んでみてください。

価値観はなぜバラバラなの?

人々の価値観は、一体どこから生まれてくるのでしょうか?

個人の経験や背景、文化などによって形成されるのはもちろん、その個人が自分や世界を現在どう眺めているのかによって決定されていくと私は考えています。当然ですが、価値観が違えば、ある出来事や行動に対して、私たちはそれぞれ異なる感じ方をします。

先日、私が実際に夕食を作りながら思ったのはこんなことです。

その時、夫はソファでくつろぎながらYouTubeを見て、楽しそうにしていました。

時折聞こえてくる笑い声をキッチンで聞きながら、私が思ったのは「なんて幸せで和やかなひと時なのかしら」ということでした。

でももしかしたら、この状態を不快に感じて「なんで私ばかり働かなくてはいけないのか?」などと受け取り、イライラしたり、ストレスを溜めたり、夫に八つ当たりするということをついしてしまう人もいるかもしれません。

私がそこで持っていた価値観は、「家族が楽しそうで嬉しい」という価値観です。

一方で、もしイライラする人であれば「他の人が働いているのにのんびりしてはいけない」という価値観や、「自分だけが働いている」という世界観を持っている可能性があります。

つまり、全く同じ状況であっても、その人の価値観によって、幸せや安心を感じる人もいれば、不幸や不快を感じる人もいるのです。

これはその人の生まれ持った性格というよりも、その時代や環境での価値観や世界観に影響された結果です。 したがって、人々は異なる価値観を持っており、それが状況に対してまったく反対の反応につながる可能性があることを、まずは理解することが重要です。

価値観の多様性を受け入れることの大切さ

だからこそ、自分自身の価値観を理解すると同時に、他人の価値観も尊重することが必要です。

それができると、次のようなメリットを手に入れることができます。

  • 1. 相互理解の促進:他人の立場や感じ方を理解することで、より良いコミュニケーションや関係を築ける
  • 2. 成長の機会:自分の価値観とは異なる視点を受け入れることで、新たな考え方や経験に触れたり、世界を広げることができる
  • 3. 自己肯定感の向上:他人の価値観を否定せずに受け入れることで、自分自身も受け入れられるという安心感や自己肯定感を高めることができる

尊重する、というのは相手が正しくて自分が間違っている、ということではありません。

尊重とは、相手が正しいと思っていることと、自分が正しいと思っていることの両方を理解することを意味します。 つまり相手の価値観を受け入れるということです。

価値観の多様性を活かして、人生をもっと充実させるには

さらに次のステップとして、価値観の多様性を受け入れるだけでなく、それを活かすことで人生の充実度を高めるためのヒントをお伝えしましょう。

1. 寛容な心を持つ:他人の価値観を尊重し、受け入れるためには、寛容な心が必要です。つまり先ほど触れた、どちらかが正しくて、一方は間違っている、という白黒の考え方ではなく、みんなそれなりに正しい、という考え方です。自分の視野をそのように広げて、相手の立場や背景を考慮することができると、対話や関係が円滑になります。

2. エンパシーを養う:他人の感じ方や思考を理解するために、エンパシーを養いましょう。エンパシーとは、「共感」と訳されることが多いですが、相手の気持ちや感情にただどっぷりと浸かる共感の仕方ではありません。そうではなく、自分自身は安全な場所に置いた状態で、相手の立場や感じていること、考えていることなどに興味を持って理解を深めたり、俯瞰して、距離感を持った状態で寄り添うということです。それができるようになると、自分も正解、相手も正解、という感覚が生まれてきます。

エンパシーの養い方について興味がある方は、ぜひコーチングセッションにてご相談ください。

3. 学びの機会として捉える:価値観の違いは、学びの機会でもあります。他人の意見や経験に耳を傾け、新たな視点を取り入れることで、自分自身の成長や発展に繋げることができます。そうすることで、さらに自分の世界が広がっていきます。

4. 対話やコミュニケーションを行う:価値観の違いが生じた場合、対話とコミュニケーションが重要です。相手とのコミュニケーションを深め、互いの考えや感情を共有することで、誤解や対立を解消し、さらに深い価値のある関係を生み出すことができるかもしれません。

5. 自己探求と内省を行う:自分自身の価値観をより深く理解するために、自己探求と内省の時間を持つことも重要です。自分の信念や欲求に向き合い、自分自身が何を大切にしているのかを見つめ直すことで、成長の道を進むことができます。価値観の違う人と関わったからこそ、自分が大切にしているものを見せてもらうきっかけになったのです。

まとめ

  • 価値観は多様であること
  • それは経験や文化、そして現在の世界観から影響を受けていること
  • 自分と相手の価値観を尊重することが、自分の成長に繋がること

相手に負けたから仕方なく異なる価値観を受け入れるのではありません。

自分の人生を豊かにするために、異なる価値観を尊重してあげるのです。

それを実践できたら、あなたの人生がどんどん広く、優しく、価値のあるものに変わっていきます。つまり価値観の違う人と出会うことは、辛い状況なんかではありません。自分の人生をもっと大きく広げていくチャンスと捉えて、ぜひ価値観の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。

そうは言っても、あのわからずやの上司とわかり合うのは絶対無理、とか、頭の固い両親は絶対に変化しない、自分にはできない、なんて思ってしまうことももちろんあるでしょう。

人それぞれ、抱えている状況や問題の真の原因は異なります。

ご自分の抱えている状況を、本気で解決したいと思われましたら、ぜひコーチングセッションでお会いしましょう。

いつでもお待ちしています。

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