ライフコーチングを日常に – すべての人が自分らしく輝くためのコミュニティ
オンライン・土日祝日も受付中

自分軸がない人などいない

仕事柄「自分軸がないんです。どうしたらいいですか?」という質問をよく受ける。

確かに自分軸がないといろんな意見や流行に振り回されて、いったい自分が何を目的に生きているのかがわからくなるに違いない。まるで、暴風の中カラカラ言いながら道を転がっていく空き缶のようなものだ。そんな日常に、心もとなさを感じてしまうのは、当然といえば当然である。

これは完全に、現代の選択肢の多さや変化のスピードによる弊害のひとつだろう。

ひと昔前なら、とりあえず家業を継いだり、大学まで出て企業に就職し定年まで勤め上げる、みたいな一定のルートがあった。そしてある程度の年になったら結婚して子供を持って・・・のような図式が一般的な幸せや成功の定義だったのだ。

しかしバブルが弾けた後の日本は、「これ」という幸せの図式がなくなってしまった。終身雇用ではなく契約社員やフリーターとしての生き方、それに伴い転職をすることも普通だし、人員削減で突然解雇されるような状況も増えた。みんなが必死で「自分らしい生き方」や「自分の幸せ」を求めるようになったからこそ、自分軸とは?みたいなテーマが表面化してきたのだろう。

つまり、現在急に自分軸のない人が増えたわけではなくて、20年くらい前までは、そのテーマを考える必要性にすら気づかずに大半の人が生きていた、ということだ。

そこから急に、個性を持って生きるべきだとか、あなたは何をしたいの?なんて聞かれても、わからなくなってしまうのは仕方ないだろう。

では今20代くらいの若い世代は、自分というものをきちんと持っているのか?というとそうでもない。やはり生き方への姿勢や考え方というのは教育によって影響されるものだ。今の若い世代は時代こそ変わっているものの、彼らを教育したのはその変わる前の世代だから、やはり前の価値観を引きずっている人も多いのだ。

おそらく本当の意味で「自分らしく生きる」なんてことが浸透して普通になるのは、最近生まれた子供たちが、子供を持ち始めるくらいの時期なのではないだろうかという気さえする。

話を自分軸に戻すけれど、冒頭で、選択肢の多さや変化のスピードが、より自分の軸を理解する妨げになっている、という話をした。

どんな職業についたらいいのか、誰といつ結婚するのが正解なのか、子供は持つべきなのか、自分の夢って何?

そんな疑問を多くの人が抱えている。

そんな自分軸にまつわるように見える数々の疑問は、私に言わせれば、至って表面的なことに過ぎない。誰といつ結婚しようが、どんな仕事につこうが、そんなことは自分の真の幸せを達成することとはあまり関係がない、と言ったら驚くだろうか?

それよりも大切なのは、自分の価値観を正しく理解することだ。これをまず理解しないと、どんな行動に落とし込んで行ったら自分が満足する生活を送れるのかが全くわからなくなってしまう。なのに多くの人は、ただなんとなく成功してそうな人の話を聞いて、その人の習慣を真似したりしている。

その人の目指しているものと、あなたの目指しているものは、そもそも違うのに・・・

見るたびに、ライフコーチとしてすごく歯痒さを感じる瞬間だ。下手したら、同業者がそのようなアドバイスをしていることさえあって、一体どうしたものかと考えさせられる。

例を挙げよう。

キラキラ輝いているあの人が、毎日早起きして水回りを掃除して、スムージーを朝食にとるようになってから、すごくポジティブになれたよー、なんていうのを聞いて、その習慣だけを真似していないだろうか?

でもなぜかその習慣が続かなかったり、違和感があったり、特に何も自分の生活には変化がないと感じている、なんてことに思い当たる人は、ちょっと考えてみて欲しい。

自分は何を目指したいのか?

もしあなたの根本の価値観の中に、きれいな空間を保つことで自分の精神を保つ、とか、野菜や果物をとって健康的な食生活をし、健康に生きる、みたいなものが上位にあるのであれば、上に挙げた習慣を続けることはきっとできるし、続けることで幸福感や満足感が高まったり、人生がうまく回り始めた感覚を手に入れることができると思う。

ところが、自分の価値観の中で優先順位の高いものが、例えば「自分の創造性を発揮して、世の中に作品を残したい」だったとしたら、掃除してスムージーを飲むことに、なんの意味があるのだろうか?

多分、なんの意味もない。

部屋は綺麗になって、健康にはなるかもしれないけれど。

そういうことなのだ。

自分が何を目指すのかを知って、それに見合う行動を行うのであれば、それは長続きするし、そして満足感や幸せにつながる。たったそれだけのことなのである。

だからいろんなやり方を真似したり、学んだりしているのに何も変わらない、という人は、もっと努力するのではなくて、立ち止まって自分が何を目指しているのかを考えて欲しいのだ。

自分軸というのは、待っていたらどこかから現れるものではない。一度じっくりと自分自身を見つめて、自分が持つ信念や価値観はなんなのか?そしてこの人生で自分が達成したいと思うことはなんなのか?ということを理解することで、自ずと手に入るものだ。

じゃあそれはどうやるのか?

その話については気が向いたらおいおいしていくけれど、今すぐ知りたい方は、コーチングセッションにおいでください。

一緒にみつけていきましょう。

意外とすぐみつかるもんですよ。

noteより引用(https://note.com/tomoko_schuetz/n/nf7dd4bd2f63b)
ニュースレターを購読する

ラクな生き方を学ぼう

月に1度発行する無料のニュースレターで、心と思考をスッキリとメンテナンス。楽しいエクササイズや生きるヒントを手に入れて、ラクに生きるコツをあなたもどんどん習得しませんか?